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対人・対物賠償の平均加入状況と掛け金からみる 正しい保険金額の設定


万が一の補償は手厚いほうがいいけど、なんでもかんでも・・と考えると保険料が物凄い高くなってしまう・・・。
実際どのくらいの保険金額を設定するのがベストなの??

自動車保険に入ろうと思ったときに、保険金額の設定は非常に迷うところです。私も最初は知識がなく、どの程度掛け金を設定するのが本当に安心なのか、ということがちっとも分かりませんでした。

なんでもかんでも保険金を最高に設定してしまうと、保険料は大変なことになってしまいます。
このページでは、“万が一のとき、実際どのくらい保険金が出ると安心なのか”
“逆にどのくらいだと大変なことになるのか”

ということを検証しています。


まずは、自動車保険に入っているみんなは、実際どのくらいの掛け金を設定してるの?ということを調査してみました。下のグラフを見て下さい。


損害保険料率算出機構が発行する、『損害保険料率算出機構統計集』(平成21年度)

平成21年度 対人賠償保険の加入状況 円グラフ


平成21年度 対物賠償保険の加入状況 円グラフ


上のグラフは対人保険&対物保険の保険金額別契約台数を円グラフにしたものです。
対人賠償保険については、「無制限」が99.1%と、ほとんどの契約者が対人を無制限に設定していることが分かります。

対人だけは無制限が安心!

交通事故で人を死なせてしまったり、重い後遺障害を負わせてしまうと、その賠償金の額は1億円、2億円という高額なものになることがあります。

お金さえ払えば被害者側は満足する、と言う訳では絶対にありません。が、それ以前にお金での十分な償いができなければ、さらに被害者に酷い苦痛を与えてしまいます


平成22年は、交通事故で4,914人(1日に13.5人)もの方が亡くなり、91万人超(1日に約2,500人)の方が負傷しています。このうち、人対車の事故が9.3%、車両相互の事故が85.8%、車両単独事故が4.8%というデータがあります。
明日はわが身に降りかかってくる可能性が十分にあります。

では人身事故を起こすと、実際どのくらいの賠償額になるのか??という点を見てみましょう。
下記は人身事故における、高額賠償判決例です。

※損害保険料率算出機構が発行する、『自動車保険の概況』より

順位 認定総損害額(判決日) 事故態様 被害者
1 3億8281万円
(平成17年5月17日)
後遺障害 29歳男性
会社員
2 3億7886万円
(平成19年4月10日)
後遺障害 23歳男性
会社員
3 3億6750万円
(平成18年6月21日)
死亡 38歳男性
開業医
4 3億6243万円
(平成21年11月17日)
後遺障害 14歳男性
中学生
5 3億5978万円
(平成16年6月29日)
後遺障害 25歳男性
大学研究科
在籍

上記は上位5件を記載したものですが、このあとに続く判決例の20件全てが3億円以上。

対人保険は上限無く保険金がおりる「無制限」が絶対におすすめです。/p>


対物もやっぱり無制限が安心
では対物はいくらに設定するのが安心なのでしょうか?加入状況を見てみると、86.0%の人が「無制限」に設定しています

保険会社も最近は無制限を薦めます。
実際のところはどうなのでしょう?


下記は対物事故(乗用車が加害者)における、高額賠償判決例です。

※損害保険料率算出機構が発行する、『自動車保険の概況』より

順位 認容額(判決日) 被害物件
1 2億6135万円
(平成6年7月19日)
積荷
(呉服・洋服・毛皮)
2 1億3580万円
(平成8年7月17日)
店舗
(パチンコ店)
3 1億2037万円
(昭和55年7月18日)
電車・線路・家屋
4 1億1347万円
(平成10年10月26日)
電車
5 6,124万円
(平成12年6月27日)
積荷
6 4,141万円
(平成20年5月14日)
積荷
7 3,391万円
(平成16年1月16日)
大型貨物車
積荷
8 3,156万円
(平成13年12月25日)
4階建てビル
9 3,052万円
(平成13年8月28日)
店舗
(サーフショップ)
10 2,858万円
(平成14年12月25日)
積荷

この表は、過去の高額賠償例上位10件ですが、今までにあった対物事故の中で1億円を超える賠償額の判決事例はわずか4件です。
このあとに続く上位20件を見てみると、賠償額が2,000万円を超える判決事例は15件それ以下は1,000万円台になります。

対物保険の平均支払額はちょっと古いデータなのですが、24万4千円(平成11年自算会調べ)だそうです。ですから、これらを全て踏まえて考えてみると、常識的には2,000万円~3,000万円、高くても5,000万円あれば、、と思うところですよね。

ただ、億単位の対物事故を自分が起こしてしまう可能性は0%では無い、ということを考えると、
対物も「無制限」が安心かな。という結論です。

ただ、この掛け金を2,000万円→無制限にしたところで、保険料の差は数百円~千円程度。だったら無制限に、と考えるのが一般的だと思います。86.0%の人が無制限に設定しているのもうなずけますね。
(※賠償額が2,000万円を超える判決事例が過去15件なのだから、2,000万円で十分と考える人もモチロンいると思いますが)

搭乗者傷害、人身傷害はいくらに設定すればいいのか?


対物や対人が、「他人の損害」に対しての補償ならば、搭乗者傷害&人身傷害は自分自身のための保険です。

搭乗者傷害は1千万~2千万円が主流
搭乗者傷害保険とは、「契約した車に搭乗中の人」が「急激かつ偶然な外来の事故」によって死亡、または障害を負った場合
に支払われるものです。


この「搭乗者」とは、運転中の人はモチロン、車に乗っている人全てを含みます。

過失割合は関係なく、契約時に定めた金額が支払われるもので、他の保険からの給付や相手からの賠償金も関係ありません
死亡の場合には原則全額が支払われ、障害の場合には「部位・症状別日数払い」もしくは「定額日数払い」、この2つのうちどちらかの方法(契約時に決める)で支払われます。
※私が現在加入している搭乗者傷害は、死傷した場合1,000万円、医療保険金は部位・症状別日数払いで、日額は10,000円となっています。

平成21年の搭乗者保険の普及率を見てみると、57.7%(『損害保険料率算出機構統計集』平成21年度より)と、2人に1人以上が搭乗者障害保険に加入しています

掛け金は1,000万円~2,000万円が主流で、保険金額ごとの大体の補償内容は(会社により異なりますが、おおまかに)下記の通りです。よほどの怪我を負った場合は、搭乗者傷害保険だけではカバーしきれないことが分かりますが、これを付けた場合とつけない場合とでは、さほど保険料に違いが出ないため、2人に1人以上加入という現状があるのだと予想します。

保険金額
500万円
保険金額
1000万円
保険金額
2000万円
死亡保険金 500万円 1000万円 2000万円
後遺障害保険金 20~500万円 40~1000万円 80~2000万円
重度後遺障害
特別保険金
50万円 100万円 100万円
医療保険金 入院 7,500円
通院 5,000円
入院 15,000円
通院 10,000円
入院 15,000円
通院 10,000円


次に登場するのが人身傷害は3千万~5千万円が一般的人身傷害保険です。


人身傷害保険とはなにか?というと、この保険は乗車中の事故でなくても、歩行中の自動車事故の場合でも補償されるものです。

相手から支払われなかった金額をカバーするもので、過失割合に関係なく支払われます。また、保険示談交渉を待たずにスムーズに保険金の支払いが行われます。(なので相手が全額補償してくれるときは使えない。というか使う必要ナシ)

▽こんなとき役立つ保険です。
●事故の相手が、無保険で支払い能力が無いとき
●過失割合で自分に過失が出た場合の、相手からの支払い不足分のカバー
●相手がいない単独での事故

平成22年3月末時点で、対人賠償保険加入者の割合が日本全国合計73.3%。ということは、未加入者が26.7%もいるということになります。(単純に考えたら100件の事故中26件以上が無保険の車との事故ということになります)
このような現状を考えると、自分に万が一のことがあったときの補償も必要であると考えます。

また、人身傷害保険は治療費だけでなく、“休業損害”も補償されます。つまり、自動車事故で入院することになり、仕事が出来なくなって収入がなくなってしまった!←この損害額を補償してくれるということ。
(この額は過去1年間の収入から平均月収を算出、その額を支払ってくれることになります)

↓下記は平成12年の年齢別平均給与月額です(自賠責支払基準・実施要領より)

年齢 男子 女子 年齢 男子 女子
20 219,800 193,800 45 485,600 298,800
25 298,900 256,000 50 500,700 291,600
30 361,800 289,400 55 490,300 282,800
35 421,300 305,500 60 406,300 252,700
40 462,600 305,600 65 336,000 236,500


ただ、こういった補償は自動車保険以外で、医療保険として加入している場合もありますから、Wで補償を受けたい場合を除いてはキチンと他保険との兼ね合いも調べるべきです。

その他人身傷害保険は、自損事故もカバーされたりという事もあります。自分に本当に必要な補償は何なのか、見直すことでいらない物をカットし、保険料を節約することが可能です。

人身傷害保険は一億円あれば十分と言えると思いますが、保険料が高くなってしまうことを考えると3,000万円~5,000万円としている人が多いそうです。(我が家は3,000万円)

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