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自動車保険の等級制度について

2012年10月より自動車保険の等級制度について大きく変更がありました。
自動車保険制度の大改定!にまとめています。

自動車保険の任意保険では、“ノンフリート等級別料率”というシステムを導入していて、

○無事故を続けるドライバーは毎年等級が上がり、割引率を増やし保険料を安くする
○逆に、事故を起こし保険をつかったドライバーは等級を下げ、保険料を高くする

このノンフリート等級別料率により、上記を可能にしています。
※「ノンフリート」とは、自動車が9台以下の契約のことです。10台以上の自動車での契約を、「フリート」といいます。

等級や割引率は若干会社により違いはあるそうですが、基本的に等級は1~20まであります。
新規加入の場合は6等級からのスタートです。

▽現在(平成23年4月時点)の等級ごとの割引率の一例 単位:% ピンク色:割増 ブルー色:割引
★継続契約の場合


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20





52 26 10 1 10 17 23 28 33 37 40 44 47 50 52 55 57 59 61 63

等級が上がるごとに割引率がアップしていき、保険料は安くなります。


★新規契約の場合6等級(S) 単位:% 単位:% ピンク色:割増 ブルー色:割引

等級 6A 6B 6C 6E 6D
年齢条件 年齢を
問わず補償
21歳以上
補償
26歳以上
補償
30歳以上
補償
年齢条件
対象外
割引・割増率 25 10 5 5 5


★2台目以降の新規契約の場合(複数所有)7等級(S) 単位:% すべて割引になります

等級 7A 7B 7C 7E 7D
年齢条件 年齢を
問わず補償
21歳以上
補償
26歳以上
補償
30歳以上
補償
年齢条件
対象外
割引・割増率 10 15 28 28 28



等級は無事故(保険を使わない)が1年続くと、1等級あがるシステムになっています。

逆に、事故で保険を使った場合は一気に3等級も等級が下がってしまいます

新規に加入すると6等級スタートですが、この年は免許取り立てで、運転に不慣れでに立て続けに保険事故を2回も起こしてしまったとします。

すると一気に等級は1等級までダウン。
もとの6等級に戻るまでには6年もの間無事故でいることしか方法はありません。

さらに1等級の場合の保険料は、割増率が50%と、例えば6等級の際に15万円だった保険料が、1等級になると一気に30万円近くまで跳ね上がります。しかもこの割増になる等級である“デメリット等級”は、13カ月間の間保険会社間で情報が共有されます。

逆に安全運転を続け、20等級の優良ドライバーとなった場合は保険料の割引率は63%
かなり保険料は安くなります。

※事故を起こしたときに、「保険を使った場合」だけ等級は下がります。
→軽い事故で損害額が少ない時は、保険を使うと等級ダウンで保険料が上がり、逆に損をする場合があります。小さな事故の場合は保険を使うべきかどうかを検討し、いくらまでの事故であれば保険を使わない方が得なのか、保険会社に試算してもらいましょう。

また、7F等級、6F等級というのは前契約がある場合の等級になります。

等級の引き継ぎについて

保険会社を変更しても、等級はそれまでのものを引き継ぐことが出来ます。
毎年更新の時期が近づいてくると、1~2カ月前までには保険会社から更新手続きの通知が届くと思います。契約満了日までに保険料を納め、契約し直す事によって等級は継承できます

もしこの更新を忘れてしまった場合、等級は最初の6等級に戻ってしまいます。これは今の保険会社を続けて契約する場合も、他の保険会社へ変えた場合も、一旦「保険がきれた状態」になってしまえば、等級の継承は基本的に認められていません。
(厳密にいえば、1週間程度更新のための猶予期間が与えられるので、その期間までに更新をすればOK)

また、人から人へ等級を譲渡したい!という場合についてですが、等級は配偶者や同居する親族であれば継承が出来ることになっています。
また、等級の継承ができるのは「被保険者」のみです。
(被保険者について、詳しくはこちら→「被保険者」を誰にするか

親から子供に等級を譲渡したいという場合は多くあると思いますが、子供が「同居していない」場合は譲渡できません。
子供に等級を引き継ぎたい場合は、同居しているうちに被保険者の名義を子供の名前にしておくことで等級を引き継げます。

等級の中断について



○もう年だから車に乗らなくなったけど、いずれ子供が大きくなったときに車に乗ることがあるかも
○留学することになり、当分車に乗らない
○転勤するので、車に乗らなくなる
○訳あって車を売る事になった

様々な理由で、車に乗らなくなり、自動車保険が不要になるケースはさるかと思います。
このとき、そのまま保険を解約してしまうのはとてももったいないことです。特に、長年無事故を積み重ねて、等級が上がっているのに解約してしまえば、もう一度入る際にはまた6等級からのスタートになってしまいます。

そんなときに利用したいのが等級の中断制度です。
割引のある等級が、そのまま最長10年間中断しておくことが出来ます。

保険会社に中断証明書を発行してもらい、提出することで、再度自動車保険が必要になった場合にそのままの等級で加入することができます。積極的に利用しましょう!

等級プロテクトとは?


等級プロテクトとは、保険期間中に事故を起こし保険を使っても1回目の事故に限り、等級が下がらず維持することができるというもので、
これによって保険料が上がらない、という特約です。

等級プロテクト特約がある保険会社は、富士火災セコム損害保険株式会社東京海上日動など。
セコム損保で試算してみた結果、等級プロテクトをつけなかった場合と、つけた場合の差は42,990円となりました。←※人によって違うと思いますが

私的には結構違うな~・・・。という印象を受けます。等級プロテクトを有りにしただけで、4万3千円近く高くなるのです。
事故を起こし、保険を使った場合、等級は3等級ダウンしますが、
そのときの保険料の差は、だいたい以下の通り。※基本の保険料を20万円としたときの場合

現在の等級 無事故の場合
翌年の等級
3等級ダウン
の場合の
翌年の等級
翌年の年間保険料
の差額は?
6等級
(17%割引)
\166,000
7等級
(23%割引)
\154,000
3等級
(10%割増)
\220,000
\66,000
7等級
(23%割引)
\154,000
8等級
(28%割引)
\144,000
4等級
(1%割引)
\198,000
\54,000
8等級
(28%割引)
\144,000
9等級
(33%割引)
\134,000
5等級
(10%割引)
\180,000
\46,000
9等級
(33%割引)
\134,000
10等級
(37%割引)
\126,000
6等級
(17%割引)
\166,000
\40,000
10等級
(37%割引)
\126,000
11等級
(40%割引)
\120,000
7等級
(23%割引)
\154,000
\34,000
11等級
(40%割引)
\120,000
12等級
(44%割引)
\112,000
8等級
(28%割引)
\144,000
\32,000

上記を見てみると、今の等級が低い人ほど3等級下がった時の保険料の差も大きいので、等級プロテクトを付ける価値はあるかな。。と感じますが、保険料がかなり上がりますので、よく検討し決める事が大切です。
保険会社のお薦めプランに「等級プロテクト」が勝手についていないか、チェックが必要です!

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